2019年5月
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2019年5月 2日 (木)

令和元年

皆様

昨日、皇太子徳仁さまが皇位を継承され、新天皇に即位されました。

天皇陛下の弥栄をお祈り申し上げます。

令和になって2日がたちました。令和最後の日もほとんどテレビにかじりついていました。

まあ、こうなるであろうことはうすうすと予感できていましたので、4月29日に湊川神社様へお参りに行ってきました。

Minatogawajinja_1

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湊川神社様のご祭神は「楠木正成」公で、お名前に「成」の字が入っているので平成の間にお参りしておきたかったのです。

あいにくのお天気でしたので、ゆっくりと宝物館も含めてお参りできました。藤棚の藤の花が満開でした。

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2019年4月30日 (火)

天皇陛下 ありがとうございました

皆様

今日は平成最後の日ということで、だいたいどの放送局でも特別番組が組まれており、私はほとんどテレビにかじりついていました。

昭和から平成へ変わった時は海外に赴任していた事もあり、時代が変わる、元号が変わる、ということがどのようなものなのか、全く想像がつかず、とにかくテレビを見ていました。

天皇陛下は10時からの宮中三殿での「退位礼当日賢所大前の儀」「退位礼当日皇霊殿神殿に奉告の儀」からはじまり、午後5時からの「退位礼正殿の儀」その後も7時過ぎまでご挨拶を受けられたりというスケジュールで、今晩の12時をもって上皇となられます。

平成の31年間、長い間ありがとうごございました。この後の天皇、皇后両陛下のご健康と日本国の弥栄をお祈り申し上げます。

明日のご即位のスケジュールなどは宮内庁のホームページに掲載されています。

http://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/sokui-gyoji.html

明日もテレビの前から離れられなくなる一日のような気がします・・・・・

 

 

 

2019年4月20日 (土)

3月30日のひふみ先生のお話(続き)

皆様

本日も引き続き、3月30日の大阪ひふみのつどいの第2部、第3部の内容を掲載させていただきます。

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 (第2部) 日本の唱歌

今回は「花」(作詞:武島 羽衣、作曲:瀧 廉太郎)を皆様で合唱いたしました。 

(第3部)ひふみともこ先生のお話:歌会始の和歌

今年の116日に皇居で行われました「歌会始」ですが、今年のお題は「光」でした。平成最後の歌会始となります。今日はこの中から、天皇皇后両陛下の御製、御歌をご紹介します。

 天皇陛下御製 

贈られし ひまはりの種は 生え揃ひ 葉を広げゆく 初夏の光に 

これは天皇皇后両陛下が阪神淡路大震災から10年目の追悼式典で、遺族代表の少女から「はるかのひまわり」の種を譲り受けられて以降毎年、お住まいである御所のお庭で育てていらっしゃいます。震災当時11歳で亡くなった加藤はるかさんの自宅跡で咲いたヒマワリの種から始まった復興のシンボルとして各地に広がった「はるかのひまわり」の成長を詠まれた御製です。 

皇后陛下御歌

 今しばし 生きなむと思ふ 寂光に 園(その)の薔薇(さうび)の みな美しく 

ある日の夕方の弱い光の中に照らされて、バラ園のバラの花一輪一輪が照らされて美しく咲いている。それを見て心の平安に包まれ、もう少し生きていこう、残された日々を静かに大切に生きていこう、と思うことができた、というお気持ちを御歌とされました。 

ヒマワリとバラ、違うお花ですが、両陛下とも自然から神様のお気持ちを受け取られたのでしょうか。

 

2019年4月17日 (水)

3月30日のひふみ先生のお話(続き)

皆様

本日も引き続き、3月30日の大阪ひふみのつどいでのひふみともこ先生のお話を掲載させていただきます。

<ひふみともこ先生のお話はここから>

先ほども大祓の言葉を奏上しましたが、「祓う」というのは汚れをぱっぱと払いのけるのではなく、マイナスのものをプラスに変えることが「祓う」という事です。「穢れ」は「気が枯れる」と言われていますが、自分の気が高まることで穢れを祓う事ができます。その高まった気が良き波動となって、他の人の悪い波動を払ってくれるのです。イチロー選手の真似はできませんが、すこしでもそれに近づきたいな、と思います。

 これはお相撲さんの話ですが、毎日毎日同じことをやる、それを続けるのですが、同じことをやっていても今日は調子がいいとか、調子が悪いとかが感じられるようになります。そういう意味では稽古も「祓い」なのです。毎日同じことを繰り返す事、それにより気が高まってきます。それでも調子が悪い時は、それには何か原因があると考えて、内省して、いい方向にもっていかなくてはなりません。嫌な事やうまくいかない事もありますが、その原因を考えて正しい方向に持っていく事が「祓い」なのです。

 この会の目的も、とにかく多くの人を集めるという事ではなく、神様のお言葉を伝え続けること、神様とのご縁を広めることが目的だと思っています。ご都合がつかず、会に来られない方もいらっしゃいますが、ご縁が無くなるわけではありません。会に来ていただくことで、その方の行動が変わっていく、自分の中の霊性に目覚める、そういう場でありたいと思います。 

文中に私が中心だと書いてありますが、私は教祖ではありませんし、この会は、宗教のように教主について教えてもらう、救ってもらうというものではありません。あくまで、神様とのご縁のきっかけをつくらせていただく事が私の役目だと考えています。さすがに、何月何日にどこどこに集合、だけではよく分かりませんので、「ひふみのつどい」という名前を付けて、きっかけを担わせていただいているのだと思います。

この会にお越しいただいて、自分の本分を尽くしてその生を全うしていく事の大切さに気づき、また自分の生き方は神様の考えに沿うものなのかどうか、と考えてゆくきっかけをつかんでいただければありがたいです。

2019年4月14日 (日)

3月30日のひふみ先生のお話(続き)

皆様

先週は冬に戻ったのかのような天気でしたが、今週はようやく本格的な春の陽気に戻りそうです。桜は昨日からの雨で残り少なかった花もほほとんど葉桜になってしまって、残念な限りです。

さて、前回の大阪ひふみのつどいでのひふみともこ先生のお話の続きを掲載させていただきます。

<ひふみともこ先生のお話はここから>

日本人には、昨年有名になったスーパーボイランティアの尾畠春夫さんのような縁の下の力持ち、真面目に地道に努力されている方がたくさんいらっしゃいます。イチロー選手や尾畠さんは突然現れたのではなく、これまで延々と日本人がはぐくんできた文化が生み出したともいえると思います。

メジャーリーグの大谷選手も人間性の良さ、マナーの良さで米国に受け入れられ、チームメイトにもファンにも愛されています。アメリカの選手はよくヒマワリのタネをガムのように噛んではペッと吐き出していますが、大谷選手は床に吐くのではなく、コップに捨てているそうです。こういう点が自然にできることが米国人には驚きの目で見られているようです。それは偉いと思われようとか、評価されようとかではなく、その生き方が自然と行動に現れるのだと思います。 

その背景にあるのは、日本の伝統、風土が生み出している文化そのものだと思います。与えられた中で自分のできる限りの力を尽くす、それが周りにもいい影響を与えていきます。米国ではお金のためにとか、有名になりたいから野球をする、と割り切った考えが多いと思います。そのような状況の中で神様がイチロー選手や大谷選手をこの世に送り出されたのは、日本人の持つ謙虚さを知らしめるところに理由があるのではないでしょうか。 

その最たるものは、天皇、皇后両陛下ではないでしょうか。両陛下は日本で一般的に思われている以上に世界中で尊敬を集めています。海外をご訪問された場合も、席次は常にトップで、ローマ法王と同格だということです。2千年以上続いている歴史のある皇室であるという以外にも、日本の持てるいい点が世界に影響を与えているという事なのです。 

宗教には宗教の役割があります。すばらしい面もたくさんあります。ただ、人が集まってくると、その中から利益とか損得勘定に囚われる人がでてきて、さらにお金を集めてゆく、という循環に陥りがちです。また、相続というか二代目をどうするか、等とどんどん本筋から離れて行ってしまいます。結局は大義を離れ、自分だけ良ければ、という執着になってしまうのです。宗教に入っているから霊性に目覚めているという事ではありません。現世利益の追求では魂が目覚めることはありません。一人一人が自分の霊性に気づき、それを目覚めさせることが必要なのです。 

体の行という事が書かれていますが、これは決して瀧に打たれたり、冷たい海に入ったりという荒行の事ではなく、普通に仕事をしたり、身の回りをきれいにしたり、また体をいたわることも体の行です。そのような普通の生活の中で、自分の家族などに囲まれてゆくことで自分がまた、霊性に目覚めてゆくのです。

イチロー選手の話をしましたが、彼らが良い波動を米国に送っています。先のオリンピックでの羽生結弦選手の感動も世界に良い波動を届けています。それらが地上の悪い波動、金欲、名誉欲などの穢れを祓ってくれています。

 

 

2019年4月 7日 (日)

3月30日のひふみ先生のお話

皆様

昨日、今日とかなりいいお天気が続いていまして、大阪では絶好のお花見日和となりました。

午前中早いうちに近くの公園へお花見に行ってきたのですが、桜の下にシートを引いて場所取りをしている人が何人もいて、このお花見の場所取りは本当に何十年も変わらないものだなあ、と変に感心していました。

さて、3月30日の「大阪ひふみのつどい」でのひふみ先生のお話の内容がまとまりましたので、数日に分けて掲載いたします。

今回は

1.大祓詞

2.三大神勅

3.いろは祝詞、ひふみ祝詞

4.君が代

を皆様と唱和した後、ひふみ先生の第1部のお話となりました。

<ひふみ先生のお話はここから↓>

 

平成最後の大阪ひふみのつどいになりました。

明後日の新しい元号の発表も楽しみですが、どんな時代になるのでしょうか。

 

(第1部)京都府亀岡市出雲大神宮様での会について

 

今は、大阪だけではなく、東京、横浜、京都と複数の場所で会を開かせていただいていますが、京都はその中でも古い会の一つです。

このような会で神様のお言葉について私が能動的に話をさせていただく場を作るという形が望ましいのか、それとも自然と場ができることを待つ方がいいのか、迷った時期がありました。そこで神様に会の進め方をお聞きしたものです。 

平成18年の4月から定期的に開催させていただく事になりました。それまでは区民館などの公共施設をお借りして開催していたのが、「神社」という神域をお借りして執り行う事ができるようになりました。これも神様のお引き合わせだと思っています。 

今、与えられた環境の中で自分の力のすべてを尽くす事。この前、引退を発表されましたがイチロー選手は偉大でした。私たちでは考えられないようなたいへんな努力をされていたのでしょう。偉大であるという事は、すぐに10年連続の200本安打達成とか、その数字に目が行きがちですが、彼にとって記録というものは実はたいしたものではなかったのではないでしょうか。彼が評価されるのは、その記録だけではなく、その根底に謙虚さや人間性があるからではないかと考えます。

数年前のWBCの決勝戦で最後の韓国戦で決勝点となるヒットをうちました。それまでは全くさえなかったイチロー選手は、やはり人ですので胃潰瘍になりながら耐えて来ておられたようです。そこでの決勝打で「神が降りてきた」とお話されていました。このような手に汗握るドラマチックな展開が、世界一を決定する舞台で行われたのにも関わらず、彼はひたすら謙虚でした。それは野心とか功名心などよりも、「自分が何をなすべきか」だけを追い求めていたからなのでしょう。(続きます)

 

 

2019年3月31日 (日)

大阪3月の会が終了いたしました

皆様

おかげさまで昨日(3月30日)、大阪 難波神社様での平成最後の(このところ、なんにでもこの枕詞がつきますが)ひふみのつどい無事に開催させていただきました。小雨のなか、11名の皆様にご参加いただくことができました。お久しぶりにお顔を拝見させていただけた方もいらっしゃって、大変うれしく感じました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

今回の教材は「平成十八年(二〇〇六年)一月十五日 京都府亀岡市出雲大神宮様での会に付いて」で、第2部では滝廉太郎作曲で有名な「花」を皆様で合唱いたしました。

ひふみ先生のお話の内容は、後日掲載させていただきます。
今しばらく、お時間をいただけますようお願いいたします。

2019年3月27日 (水)

天皇 運命の物語 第四話

皆様

大変申し訳ありません。

前回の記事で、添付資料が上手くアップされていませんでした。

実は、ホームページの編集画面が大きく変わっていまして、これまでのようにPDFファイルやWORDファイルをアップロードすることができなくなりました。

取り急ぎ、画像としてアップさせていただきます。

念のため、内容を本文欄にも転載させていただきます。

行替えなどは書式はかなり変わってしまうのですが・・・・・・・

どうぞよろしくお願いいたします。

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『瀬音』から『Sé-oto』へ

皇后陛下美智子さま御歌をめぐるNHK製作番組の放送

――お知らせ――

                         平成31321

                         竹本忠雄

 

《天皇 運命の物語 第四話――皇后美智子さま(仮)》

NHK総合テレビジョン 330日(土)1930分~2043

 

『Se-oto』と題して皇后陛下美智子さまの仏訳御撰歌集を私共がパリで出版させていただいてから13年が経ちました。平成から新帝即位の御代への歴史的転換を前に、このたび、NHKにより、同書がフランスで喚起した感動の波を伝える独創的映像が制作されました。その放送を旬日後にひかえ、親しい皆様に概要をお知らせしうることを大きな喜びといたします。

2年来、日仏間で、熱誠を篭めて制作を遂行された制作局チーフ・ディレクターの岩田真治氏が、4Kの技術を駆使して撮った成果について、次のように頼もしい感懐を知らせてきてくださいました。

――『瀬音』が『Se-oto』(セオト)となって世界に響きわたる様子を、秋川(そもそもの名歌「瀬音」の詠まれた)や南仏のヴォークリューズの泉、富士山や常林寺の松、アニエス邸、ラベンダーの畑などを交感させるような映像と音声で描きました。

――竹本教授やソルボンヌのサンシュロン教授の語り、アニエスさんの朗詠などを紹介できました。

――吝しみなき協力者の方々には、番組の中程に置かれたこれだけの放送かと落胆されるかとも思いますが、自分としては、お陰をもって、『瀬音』と『Se-oto』の本質が凝縮された画期的シーンが出来上がったと確信しています。

――貴重なアーカイブ映像や全国各地の取材をつうじて、皇后さまの一貫した生き方と波乱に満ちた歩みが伝わる、見応えのあるものに仕上がりました。「愛と犠牲」は具体的な映像となり、御歌は要所々々に立ち昇ってきます。全体として「御歌の番組」と称するに恥じない出来となったかと存じます。

当初から岩田ディレクターの望んだとおり、NHKでは来年のフランスでの放映を目ざして4月からさっそく本番組の日仏共同制作に入るとのことです。

さらに世界の他国へと、『セオト』の調べに乗せて、この上なく高貴なる美しい日本を発信していく野心的企画のようですので、皆様には、ぜひともこの第一作をご高覧のうえ、引き続きご声援のほどお願い申しあげます。

 

 

 

2019年3月24日 (日)

3月の大阪の会が近づいてまいりました

皆様
春の彼岸も今日が結願となりましたがまだ朝晩は若干寒く、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が本当だったらいいなあ、と思っているうちに飛び石連休が終わりました。明日から今期最後の忙しい一週間が始まる方も多いと思います。(本当に期末というのはいつでも忙しいものです。)
さて、今週土曜日(30日)は今年初めてで平成最後となる「大阪ひふみのつどい」の開催日となります。
開催場所は大阪の難波神社様で、いつものように13:30ころ開場、14時から正式参拝となります。
今回の終了は17時前を予定しております。
また、今回も直会はございません。その理由は以下のNHKの放送が、当日19:30から放送されますので、それを見ていただきたいという先生のご希望のためです。
《天皇 運命の物語 第四話――皇后美智子さま(仮)》
NHK総合テレビジョン 3月30日(土)19時30分~20時43分
筑波大学名誉教授の竹本忠雄様からのご連絡文を添付いたしますので、ご覧いただけましたら幸いでございます。
それでは、本年も皆様とお目にかかれますことを楽しみにしております。

2019年2月24日 (日)

天皇陛下御在位30年おめでとうございます

皆様

本日、政府主催の「天皇陛下御在位30年記念式典」が東京で開催されました。
是非とも出席させていただきたいと思ったのですが、当然お招きなどはいただけないので、インターネット配信やニュースで拝見させていただきました。
平成という戦争のない平和な時代でしたが、大きな震災に見舞われた時代でもありました。本日の天皇陛下のお言葉の中には国民を思いやる暖かいお気持ちにあふれています。

(本日の天皇陛下の言葉全文はこちら(宮内庁HPより))


天皇陛下御在位三十年記念式典
平成31年2月24日(日)(国立劇場)

在位三十年に当たり,政府並びに国の内外から寄せられた祝意に対し,深く感謝いたします。

即位から30年,こと多く過ぎた日々を振り返り,今日こうして国の内外の祝意に包まれ,このような日を迎えることを誠に感慨深く思います。

平成の30年間,日本は国民の平和を希求する強い意志に支えられ,近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持ちましたが,それはまた,決して平坦な時代ではなく,多くの予想せぬ困難に直面した時代でもありました。世界は気候変動の周期に入り,我が国も多くの自然災害に襲われ,また高齢化,少子化による人口構造の変化から,過去に経験のない多くの社会現象にも直面しました。島国として比較的恵まれた形で独自の文化を育ててきた我が国も,今,グローバル化する世界の中で,更に外に向かって開かれ,その中で叡智を持って自らの立場を確立し,誠意を持って他国との関係を構築していくことが求められているのではないかと思います。

天皇として即位して以来今日まで,日々国の安寧と人々の幸せを祈り,象徴としていかにあるべきかを考えつつ過ごしてきました。しかし憲法で定められた象徴としての天皇像を模索する道は果てしなく遠く,これから先,私を継いでいく人たちが,次の時代,更に次の時代と象徴のあるべき姿を求め,先立つこの時代の象徴像を補い続けていってくれることを願っています。

天皇としてのこれまでの務めを,人々の助けを得て行うことができたことは幸せなことでした。これまでの私の全ての仕事は,国の組織の同意と支持のもと,初めて行い得たものであり,私がこれまで果たすべき務めを果たしてこられたのは,その統合の象徴であることに,誇りと喜びを持つことのできるこの国の人々の存在と,過去から今に至る長い年月に,日本人がつくり上げてきた,この国の持つ民度のお陰でした。災害の相次いだこの30年を通し,不幸にも被災の地で多くの悲しみに遭遇しながらも,健気に耐え抜いてきた人々,そして被災地の哀しみを我が事とし,様々な形で寄り添い続けてきた全国の人々の姿は,私の在位中の忘れ難い記憶の一つです。

今日この機会に,日本が苦しみと悲しみのさ中にあった時,少なからぬ関心を寄せられた諸外国の方々にも,お礼の気持ちを述べたく思います。数知れぬ多くの国や国際機関,また地域が,心のこもった援助を与えてくださいました。心より深く感謝いたします。

平成が始まって間もなく,皇后は感慨のこもった一首の歌を記しています。 

 ともどもに平らけき代を築かむと諸人のことば国うちに充つ 

平成は昭和天皇の崩御と共に,深い悲しみに沈む涼闇の中に歩みを始めました。そのような時でしたから,この歌にある「言葉」は,決して声高に語られたものではありませんでした。

しかしこの頃,全国各地より寄せられた「私たちも皇室と共に平和な日本をつくっていく」という静かな中にも決意に満ちた言葉を,私どもは今も大切に心にとどめています。

在位三十年に当たり,今日このような式典を催してくださった皆様に厚く感謝の意を表し,ここに改めて,我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

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